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データセット

データセット名:出土遺物から探る非鉄金属生産技術の解明(多目的X線回折装置)

課題名:出土遺物から探る非鉄金属生産技術の解明

データセット登録者(所属機関):KUTSUNA, Takahiko (国立科学博物館)

課題番号:
JPMXP1223NM0085
実施機関:
物質・材料研究機構

要約

中世室町期の非鉄金属生産技術の解明を目的に、遺跡から出土する生産関連遺物に着目して非破壊調査を実施した。江戸時代に盛んに利用された真鍮は、近年戦国期から用いられた材料と認識が変化している。なかでも、銅とともに真鍮の主要成分である亜鉛は、当時の日本では生産できないため輸入品であった。そのため真鍮は、真鍮インゴットの輸入による利用、原材料である亜鉛を輸入して国内における真鍮生産による利用など、材質とともに生産における発展段階や各地における差異などを検討する必要があるものの、詳細は未解明なままである。
今回、青森県八戸市の櫛引遺跡から出土した銅塊に蛍光エックス線分析を行った結果、銅塊の材質が真鍮と考えられた。北東北の青森県でこの材質が確認されたものの、前述のように材質以外にも多角的な検討が必要なため、銅塊の結晶構造などを非破壊で調査する必要が生じた。そこで、文化財資料に対し調査可能なエックス線回折を使用して実施した。
文化財に対する調査では非破壊による手法が基本であり、通常遺物をサンプリングしての破壊調査は行わない。加えて非破壊であっても粘着テープや接着剤などを用いてサンプルホルダーなどに固定する事も厳しいため、基本的にそのままの据え置き状態で実施する必要がある。そのためX線回折では、水平試料台に置いた状態のままで管球や検出器が動いてデータを取得可能な機器の使用が必須である。 使用機器は、SmartLab3(リガク製)であり、資料は試料台にそのまま置き、資料上面の高さ位置を測定面に合わせるためZ軸を移動させ、目視で位置合わせを行った。
測定条件は、管電圧:40kV、管電流:30mA、スキャンスピード:0.1°/min、ステップ幅:0.02°、測定範囲:5-100°であり、大気下、室温中で実施した。

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キーワード・タグ

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データメトリックス

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データインデックス

https://doi.org/10.71947/arim.jpmxp1223nm0085
登録日:
2026.04.23
エンバーゴ解除日:
2026.03.31
データセットID:
652436ac-34f7-4ee4-a82c-9b6b08247c6a
データタイル数:
1
ファイル数:
3
ファイルサイズ:
716.57KB
ライセンス:
ARIMライセンス

成果発表・成果利用