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NEDO,金ナノ粒子自己集合を利用する「ステルスナノビーコン」の実証実験を開始 ~商品管理と偽造防止技術として期待~

 国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2020年1月27日,NEDOが「研究開発型ベンチャー支援事業/NEDO Entrepreneurs Program(NEP)」事業において支援を行った,金ナノ粒子のサブミクロン(0.1マイクロメートル)サイズの自己集合体が発する光シグナルを利用する偽造防止ナノタグ「ステルスナノビーコン」を開発した起業家候補人材の福岡 隆夫氏(現京都大学研究員)が,今般,実際のサプライチェーンにおいて光シグナルの検出性能の確認や課題を検証する実証実験を行うこととなった,とのニュースリリースを行った.

 この「ステルスナノビーコン」は液体のインクのように医薬品錠剤などに印刷でき,特有のレーザーを0.2秒照射するだけで商品管理に必要な情報を得ることができるもので,医薬品などの偽造防止によるブランド価値の維持と人々の安心・安全な生活に役立つ技術として期待されるという.

 福岡氏は,先行技術開発で2017年のnano tech大賞の部門賞の一つである日刊工業新聞社賞を受賞し,その内容はNanotechJapan Bulletinで紹介された(https://www.nanonet.go.jp/magazine/feature/10-9-innovation/57.html).今回の「ステルスナノビーコン」もナノテク展示会のnano tech 2020のNEDOブースに展示された.