NanotechJapan

 次世代のナノテクノロジーに関わる研究者・技術者の育成支援強化を進める「ナノテクノロジープラットフォーム」では、大学生、大学院生、高専生を対象に「学生研修プログラム」を実施しています。

 日頃の研究室とは異なる環境で、日本の第一線で活躍する研究者、技術者の指導を受けながら、最先端装置に関する技術を体験できることが特徴です。

 書籍やインターネット上の情報からの知識と専門家に講義をしてもらい実際に装置群に触れる経験と合わせた知識とでは、その先の広がりや深みが全く違うと思います。講師や受け入れ先の方々は参加者の皆様の疑問や相談に答えてくれる方々ばかりです。迷ったらぜひ参加してみてください。(関西大学大学院理工学研究科D1)
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 次世代の研究者・技術者の育成支援強化のひとつとして、大学生、大学院生、高専生を対象にナノテクノロジープラットフォームの先端的な施設を利用した「学生研修プログラム」を実施します。このプログラムでは、ナノテクノロジーに関連する研究・開発への興味を深めるとともに、最先端装置に関する技術を体験することを目的としております。

 本プログラムの研修先は、「ナノテクノロジープラットフォーム」に参画している実施機関(注1を参照)です。このプログラムでは、ナノテクノロジーに係る最先端の設備・機器の仕組みや原理を理解するとともに、日本の第一線の研究者、技術者の指導による現地研修を行っていただきます。研修修了後には、プログラムに参加した研修生、ホスト機関の研究者・技術者が一堂に会して、それぞれの研修成果を発表していただきます。


 参加者は、
ナノテクノロジーの最先端研究施設の利用を体験することで、本事業が推進する研究施設の共用化に対する理解を深めるとともに、研究者・技術者・他の参加者との交流を通じて今後の研究開発を進める上での人材ネットワークを形成することが期待されています。

 現地研修は3日間〜7日間で、研修テーマにより異なります。
 詳細は「 学生研修プログラムリスト」をご覧ください。
 また、成果発表会は令和2年9月15日(火)に東京大学武田ホールにて開催予定です。

 約 50 名
  (選考委員会の審査により決定し、結果をE-mailにてお知らせします。)

 国内の大学・大学院・高専に在籍する学生*で、現地研修および成果発表会に参加できる者。過去にこのプログラムへ参加した経験がある者も、応募を受け付けます。

*:各プログラムの募集対象要件は、「 学生研修プログラムリスト にある各プログラムの対象要件を参照して下さい。参加に際しては、所属学校における本プログラムへの参加の了解や、必要に応じて傷害保険に加入するなど補償等の措置が必要です。

無 料

 現地研修期間中の旅費および成果発表会参加のための旅費を支給します**

**:旅費は国立研究開発法人物質・材料研究機構における旅費規程に則り支給します。

(1)応募方法:
参加申込書 をダウンロードし、必要事項を記入の上、E-mailにて提出してください。
提出先 e-mail NPF_koubo[AT]ml.nims.go.jp  [AT]を@に書き換えてください。

(2)応募受付期間: 令和2年4月1日〜令和2年5月31日(必着)

(1)成果発表会での研修報告
  参加学生には、現地研修終了後、ホスト機関の研究者・技術者等が参加する成果発表会において研修報告(プレゼンテーション及びポスター発表)を行っていただきます。
  日時:令和2年9月15日(火)
  場所:東京大学 浅野キャンパス 武田先端知ビル5F 武田ホール(予定)

(2)報告書
所定の様式にて報告書を提出していただきます。

  国立研究開発法人物質・材料研究機構 ナノテクノロジープラットフォームセンター
  「学生研修プログラム」事務局
  E-mail: NPF_koubo[AT]ml.nims.go.jp  [AT]を@に書き換えてください。
電話: 029-859-2777 (平日9:00-12:00, 13;00-17:00)

[注1] ナノテクノロジープラットフォームについて
  「ナノテクノロジープラットフォーム」事業では、ナノテクノロジーに関する最先端の研究設備とその活用のノウハウを有する全国25の大学・研究機関が一体となって、全国的な設備の共用体制を構築することにより、イノベーション創出に向けた強固な研究基盤(プラットフォーム)を形成しています。本事業を通じて、若手研究者を含む幅広い利用者による設備の共同利用を促進し、産業界や研究現場の技術的課題に対し、その解決への最短アプローチを提供するとともに、産学官連携や異分野融合を推進します。
  本事業では、ナノテクノロジー研究において基本となる3つの技術領域(①微細構造解析、②微細加工、③分子・物質合成)を対象に、産学官の幅広い利用者に対して、最先端の計測、評価、加工設備の利用機会を、高度な技術支援とともに提供します。

実施機関・・・
  本プラットフォームは、ナノテクノロジー研究において基本となる三つの技術領域に応じて、次のとおり、それぞれ外部共用を行う実施機関で構成されます。
(詳細はナノテクノロジープラットフォームホームページ参照 https://www.nanonet.go.jp/ )

微細構造解析
(11機関)
北海道大学、東北大学、物質・材料研究機構、産業技術総合研究所、東京大学、名古屋大学、 京都大学、大阪大学、日本原子力研究開発機構、量子科学技術研究開発機構、九州大学
微細加工
(16機関)
北海道大学、東北大学、物質・材料研究機構、産業技術総合研究所、筑波大学、 東京大学、早稲田大学、東京工業大学、名古屋大学、豊田工業大学、京都大学、 大阪大学、香川大学、広島大学、山口大学、北九州産業学術推進機構
分子・物質合成
(10機関)
千歳科学技術大学、物質・材料研究機構、信州大学、 北陸先端科学技術大学院大学、自然科学研究機構分子科学研究所、名古屋大学、 名古屋工業大学、奈良先端科学技術大学院大学、大阪大学、九州大学
 学習される分野が一致する方は大変参考になる研修だと思います。そうでない方も、普段触れることのない装置の貴重な研修機会になると思うので、積極的に参加されることをおすすめします。(東京工業大学物質理工学院M1)
 無料で日本の第一線の研究者・技術者から直接指導を受けることができるチャンスです。少しでも迷ったなら応募してみてください。研究活動の一助になること間違いなしです。(熊本大学大学院自然科学教育部M2)
 大学で学んだ知識を、最先端の装置で理解して実践できる貴重な機会です。装置を使う上でどんな試料でどんな情報が得られるかを学ぶことは、研究を進めるために重要な姿勢だと思います。(東京工業大学物質理工学院M2)
 日本の第一線の研究者や技術者の技術指導のもとで、最先端設備の原理等を学習できる他では経験できない大変貴重なプログラムです.是非参加されることをお勧めいたします(名城大学大学院理工学研究科M2)
 研究をする上で、人との繋がり、そして新たな知識の獲得は必須項目となります。その習得のために、このプログラムは参加するべきものでした。このチャンスを逃さないようにしてください。(佐賀大学農学研究科M2)
 始めは訪れたことのない研究施設での研修に不安な気持ちがありますが、研修先の技術員さんが丁寧に教えてくださるので、もっと知りたい!という気持ちに変わっていきます。また、他大学の学生と交流することで、お互いの研究について熱く語ることができ、今後の研究に対してよい刺激になります。(茨城大学工学部B4)
 たとえ失敗をしたとしても、どんどんチャレンジすることで、自分の知らなかった世界が広がり、思いもしなかった発見が得られます。まずは行動してみてください。一流の研究者があなたをサポートしてくれます。(奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科M1)
 学生研修プログラムに参加することで知ることの出来なかった最新の分析機器について知ることが出来ます。また、発表会などで研究に対してとてもやる気のある学生の方々と話すことができ、自分自身研究に対してとても意欲が高まりました。(日本大学生産工学部応用分子化学科B4)
 ナノテクノロジーに少しでも興味があれば、必ずこの研修に参加するべきだと思います。参加して得られるものは参加する前に想像していた何倍も大きいです。来年も機会があれば参加したいと思います。(東京理科大学理工学部先端化学科B3)
 普段扱う事が出来ない最先端の装置の扱い方から丁寧に教えていただけるため、非常に為になるプログラムとなっています。成果発表会でさまざまな分野の方と交流できる事も大きな魅力となっているため、積極的に交流する事をお勧めします。(東北大学大学院理学研究科M1)
 微細加工、微細構造解析の手法を学ぶだけでなく、学んだことを自分が現在取り組んでいる研究、あるいはこれから取り組みたい研究にどのように活かせるかを考えながら実習に取り組むことで非常に有意義な時間になります。(京都大学大学院理学研究科D2)
 本研修の魅力は、ナノテクノロジーにかかわる最先端の研究に関して、普段使うことが出来ない装置を用いて学ぶことが出来ることであると思います。既にこの分野に携わっている人だけでなく初学者であっても、ホスト研究先の下で非常に密度の濃い経験を積むことが出来ます。そして研修に臨む際には教えられたことに従うだけでなく、能動的な態度で学ぶことで得られることが多くあると思います。自分の研究とは直接関係なくても、興味のある内容がありましたらぜひ参加してみてください。(横浜国立大学理学院理学府M2)
 自分の大学や研究内容では関わることができない人との交流を通じて今後の研究を進める上で必要なネットワークを広げることができると思います。同時に、高度で専門的な知識をお持ちの研究者、技術者の方に助言をお伺いすることもできるので、ナノテクノロジーの研究をしている人、していない人、関係無く有意義な時間を過ごすことができます。さらに、成果発表会では、米国版ナノテクノロジー学生研修プログラムに参加した方とも交流できるので、今後海外で研究活動をしてみたいと思われている方にとっても良い機会になるのではないでしょうか。(香川大学大学院工学研究科M1)
 学部生にとっては、院生の方との交流や異分野の研究を体験できるまたとないチャンス!研修先の学生さんでも触ったことがないような最新の機械を自分の手で操作しデータを取ることができ、最先端のナノテクノロジーに触れられるとても貴重な経験です。(鳥取大学農学部生命環境農学科B3)
 自分は薬学という、一見物理・工学等とはかけ離れた分野の人間だが本研修に参加することによって、最新の装置の操作方法や知識を得ることができ、自分の研究の幅を広げることができました。そのため是非、異分野の方でも参加されることをお勧めします。(慶應義塾大学薬学部薬学科B5)
 プログラムを通して、研究に力を入れている他大学の学生と仲良くなるチャンスでもあります。自分の研究に打ち込むのも良いですが、たまにはこのようなプログラムに参加すると視野が広がり今まで見えなかったものが見えてくるかもしれません。(帝京大学大学院薬学研究科D1)