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大分類:クロマト装置
研究機関:物質・材料研究機構
研究分野:分子・物質合成

クロマト装置

英語名:Chromatography.物質を分離・精製する技法.物質の大きさ・吸着力・電荷・質量・疎水性などの違いを利用して,物質を成分ごとに分離する.クロマトグラフィーは,固定相または担体と呼ばれる物質の表面あるいは内部を,移動相と呼ばれる物質が通過する過程で物質が分離されていく.ここでは,ガスクロマトグラフィ,高速液体クロマトグラフィ(HPLC),ゲル浸透クロマトグラフィ,液体クロマトグラフィ(FPLC,GPC)をさす.これ等のクロマトグラフィで,気体の化合物の分離と同定および定量,液体の化合物または溶質の分離と同定および定量,分子サイズの差に基づいて分離,タンパク質等の生体高分子の分離精製・分析ができる.

該当する中分類件数:2件

ガスクロマトグラフィ
英語名:Gas Chromatography, GC.気化しやすい化合物の同定・定量に用いられる.サンプルと移動相が気体であることが特徴である.測定感度は高感度な検出器を用いれば市販品でも数十fg/s(フェムトグラム毎秒)オーダーレベルにまで及ぶ.各種の科学分野で微量分析技術として汎用される.
液体クロマトグラフィ(FPLC,GPC)

英語名: Fast Protein Liquid Chromatography,FPLC.タンパク質などの生体分子専用の高速・高分離能精製システム.
英語名:Gel Permeation Chromatography,GPC.高分子物質の分子量分布,および平均分子量分布を測定する手法.高分子鎖が希薄溶液中でとっている大きさと同じ位の大きさの細孔を有する粒状ゲルを充填したカラムに試料溶液を注入すると,分子量の高い分子,すなわち,溶液中における分子サイズの大きいものは,ゲル表面の細孔への浸透(permeation)が少なく,分子量の低い分子よりも速くカラム中を移動して溶出する(size separation).また,この装置に光散乱検出器を併用することにより,高分子物質の絶対分子量分布および絶対平均分子量,回転半径などの情報を得ることができる.