【公開日：2025.06.10】【最終更新日：2025.05.17】
課題データ / Project Data
課題番号 / Project Issue Number
24NU0064
利用課題名 / Title
時間分解透過電子顕微鏡を用いた生物試料観察
利用した実施機関 / Support Institute
名古屋大学 / Nagoya Univ.
機関外・機関内の利用 / External or Internal Use
内部利用（ARIM事業参画者以外）/Internal Use (by non ARIM members)
技術領域 / Technology Area
【横断技術領域 / Cross-Technology Area】（主 / Main）計測・分析/Advanced Characterization（副 / Sub）-
【重要技術領域 / Important Technology Area】（主 / Main）次世代バイオマテリアル/Next-generation biomaterials（副 / Sub）-
キーワード / Keywords
電子顕微鏡/ Electronic microscope,生体イメージング/ In vivo imaging
利用者と利用形態 / User and Support Type
利用者名（課題申請者）/ User Name (Project Applicant)
飯田 敦夫
所属名 / Affiliation
名古屋大学 大学院生命農学研究科
共同利用者氏名 / Names of Collaborators in Other Institutes Than Hub and Spoke Institutes
松本彩子,桒原真人,内田和子
ARIM実施機関支援担当者 / Names of Collaborators in The Hub and Spoke Institutes
利用形態 / Support Type
（主 / Main）機器利用/Equipment Utilization（副 / Sub）-
利用した主な設備 / Equipment Used in This Project
NU-106：試料作製装置群
NU-103：高分解能透過電子顕微鏡システム
報告書データ / Report
概要（目的・用途・実施内容）/ Abstract (Aim, Use Applications and Contents)
損傷を受けやすい生物試料を時間分解透過電子顕微鏡で観察し、生物組織の低損傷観察および微細構造の高解像度観察により新たな知見を得る。この試料作成では魚類生体試料の断面観察を実現するため、クライオミクロトームを用いた試料作製が必要となる。
実験 / Experimental
固定処理後の魚類細胞の切片試料を作製し、80kV程度の電子線を用いた際に十分な透過能を得られる試料膜厚を実現する。クライオミクロトームを用いて切片試料作製を行う。
結果と考察 / Results and Discussion
デンキウナギ（Electrophorus）の発電器官内の細胞の観察を実施し、領域別の細胞形態の違いを観察した。また、未分化様の細胞クラスターを新たに発見し、発電細胞の供給元となる前駆細胞を含む領域だと考えている。現在、クラスター内の細胞形態の詳細な観察を継続して進めている。
図・表・数式 / Figures, Tables and Equations
その他・特記事項（参考文献・謝辞等） / Remarks(References and Acknowledgements)
なし。
成果発表・成果利用 / Publication and Patents
論文・プロシーディング（DOIのあるもの） / DOI (Publication and Proceedings)
-
Sinlapachai Senarat, Ventral-to-dorsal electrocyte development in electric organs of electric eel (Electrophorus), , , (2024).
DOI: 10.1101/2024.08.21.606117
口頭発表、ポスター発表および、その他の論文 / Oral Presentations etc.
- 飯田 敦夫, 第9回ユニーク会, 令和6年9月22日（発表日）.
特許 / Patents
特許出願件数 / Number of Patent Applications：0件
特許登録件数 / Number of Registered Patents：0件